[埼玉県]悪質トレーラ「33トンで通ります」実際の重量はトンでもなかった! 道路を破壊する「極めて悪質な違反」とNEXCOが告発!
2026/8/14(金) 20:47
NEXCO東日本と日本高速道路保有・債務返済機構は2026年8月7日、道路法に定められる「車両制限令」に違反したセミトレーラの運転手を、埼玉県警に告発したと発表しました。
車両制限令は、道路の保全や交通事故などを防止するために、道路を通行する車両の大きさや重さなどの最高限度を定めた法令です。特に重さに関しては、車両本体や乗員、積み荷など全てを含んだ「総重量」が基準であり、高速道路などでの総重量の上限は最大25t(車両の仕様などによって変動)となっています。
ところが今回NEXCO東日本などが告発した車両は、2024年12月10日に東北道(下り線)の浦和本線料金所を通行した際に、総重量が60.1tだったと確認されています。これは基準値の約2.4倍に相当する重量で、超過値も35.1tと大きく上回っています。また、このように車両制限令の制限値をオーバーした車両が通行する場合には、事前に「特殊車両通行許可」を受ける必要がありますが、この車両は許可こそ受けていたものの、その申告値は32.95tまでだったとのこと。
このため、両者は本事案について「極めて悪質な違反であったため告発に至った」としているほか、ドライバーの実名などの公表に踏み切っています。

近年、NEXCO各社は自動軸重計(WIM)などを活用した重量把握を徹底しており、悪質事業者への刑事告発および企業名・ドライバー実名の公表に踏み切るケースが増えています。クレーン事業者にとっても、特車許可の取消や事業停止、指名停止処分はゼネコン現場への入場禁止に直結し、会社の存続を揺るがす致命傷になります。今回の告発・実名公表は、業界全体への強い見せしめ・警告として受け止められます。
※写真はイメージ図です。
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