[長野県]大型トラックに積んだバックホーが歩道橋に接触 国道18号を5時間通行止めにして撤去作業
2026/8/4(火) 09:35
7月29日、長野県東御市の国道で大型トラックの積み荷が歩道橋に接触した事故で、傾いた歩道橋が撤去されました。国道事務所は、撤去にかかった費用について事故の当事者に負担を求める方針です。

皆様もご存じの通り解体撤去作業でのクレーン吊り上げは非常に危険です。ぶつかった衝撃でフレームや接合部が想定外の歪みを溜め込んでいるため、歩道橋をクレーンで吊り上げた瞬間にバランスが急変したり、作業途中に破断して落下・倒壊したりするリスクがあります。倒壊の危険があるなかで、安全に玉掛けや切断作業を進めた現場作業員・オペレーターの緊迫感は高かったと思われます。
しかし、事故発生から撤去完了まで「約5時間」というのは、業界的に見ても超スピード対応です。地元解体業者やクレーン会社の圧倒的な現場力があってこそです。
バックホー(油圧ショベル)を載せたトラックによる歩道橋接触事故は、業界内でも定期的に注意喚起される典型的な事例です。「アームの高さチェック」「降ろし忘れ」「走行ルートの高さ制限の把握不足」が原因であることが多く、同じ重機や運搬を扱う身としては「人ごとではない」」と身が引き締まる事例です。
「撤去費用は事故当事者(トラック側)に負担を求める」のは当然の流れですが、今回のような緊急出動では以下のようなコストが加算されます。
- ラフターの使用費
- 解体作業費
- 交通誘導員・警備員の人件費
- 撤去した歩道橋の運搬費
- 道路通行止めに伴う関係機関調整費
数百万〜場合によっては1,000万円を超える規模の請求になる可能性が高く、トラック側の任意保険(対物無制限など)でカバーすることになるかもしれません。
夏休み明けの子供たちの通学路に大きな影響が出たのは残念ですが、二次災害を起こさず最短時間で国道を復旧させた現場のチームワークはお見事でした。
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